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国際モーターショーとしては珍しく、東京モーターショーには四輪車のほかにバイクの発表・展示もある。前編ではホンダとヤマハを紹介したが、後編では国内4大メーカーの続きとしてスズキとカワサキ、そして海外勢のバイクを紹介して行く。
【ギャラリー】Suzuki 2 Wheels: Tokyo Motor Show 20178
スズキ
スズキの展示は四輪が中心で、バイクの展示台数はそれほど多くはなかったが、それでも東京モーターショーに合せてワールドプレミア2台、ジャパンプレミア1台を用意していた。
ワールドプレミアの1台目は市販ミドルクラスの「SV650」をカフェレーサーに仕立てた「SV650X」で、スズキの誇る最新バイク技術を車体やエンジンに用いつつ、「ネオレトロ」と呼ばれる外観にまとめたところに特徴がある。昨年のモーターサイクルショーで発表された「SV650ラリーコンセプト」を進化させた趣がある。
もう1台のワールドプレミアは、通勤・通学に人気の125ccスクーターのニューフェイス「Swish」だ。新型が登場したばかりの「アドレスV125」に比べると、上質感に溢れたスタイリッシュなデザインを採用していることが特徴で、ポジションランプとテールランプにLEDを採用し、燃料タンクをフロアタンクの下にマウントしたことで大容量の収納スペースを確保している。搭載されるエンジンは新開発の空冷124ccとなる。
そして、ジャパンプレミアとなるのが「GSX-R125」だ。昨年、ドイツのインターモトで発表されたGSXシリーズの末弟に当たるモデルで、拡大する中国やインド、東南アジア市場での販売を視野に入れて開発されたスポーツバイクだ。エンジンは水冷単気筒DOHCで、多機能フル液晶メーター、キーレスイグニッションシステム、デュアルエキゾーストマフラーなどを備える。
ほかにスズキブースでは燃料電池を搭載した「バーグマン・フューエルセル」も展示されていた。スズキは同車の車両型式等認定を受けて公道テストを繰り返しており、ショー開催期間中は会場で試乗も可能だった。ただし、まだ技術的なデモンストレーターとしての意味合いが強く、市販に当たっては技術的な課題やコストの問題(展示車は高級車1台分はするらしい)をクリアしなければならず、当分は販売予定がないようである。
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【東京モーターショー2017】二輪車メーカーからも注目の展示車両をご紹介!(スズキ&カワサキ・輸入車編) originally appeared on Autoblog Japan on Tue, 07 Nov 2017 06:00:00 EST. Please see our terms for use of feeds.
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