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現在、世界中の自動車メーカーの中でトップを務める女性のうちのひとりであるシトロエンブランドCEOのリンダ・ジャクソン氏。
(ちなみに、他のふたりはGMのCEO兼会長メアリー・バーラ氏、ダイムラー社にてスマート責任者を務めるアネット・ウィンクラー氏)

昨秋、来日中の彼女にインタビューが叶った。
いよいよ日本にも上陸するシトロエン・カクタスを前に語られたその魅力をお伝えしよう。
Q:まずマーケティング目線からの女性とクルマの関係について、どう考えていらっしゃいますか?

A:ヨーロッパであろうが日本であろうが誰がクルマをお買いになるかということです。
女性がクルマを買うんです。決定者は女性であるということが多い。
エンジンフィールやドライブが楽しいということももちろん大事な魅力ではありますが、クルマについて語るとき、私にとってとても重要なこと、それはなんといっても収納や室内空間です。
子供がいたりお買い物をしたり、クルマは非常に実用的なものです。働く私という局面をとってみてもそうです。
もちろん、男性にも言えることなんですけど「実用的である」ということを女性は特に重んじる傾向にありますね。
男性とはそういうところがちょっと違うかもしれません。
Q:日本だけじゃなく、自動車メーカーは非常にマスキュリン(男性的)な社会です。女性として男性社会の中で会社をコントロールしていくテクニックはありますか?

A:性別は関係ないと思います。私の仕事はマネージメントをするだけ。
部下のチームがいないと仕事ができないのですから、それをマネージメントするのが仕事です。
大切なことはアンテナを常に張っていろんなことを見ていること。すごく忙しいから、エキサイティングですよ!いつもね。
他の会社もそうですが、会社が未来に向かってきちんと動いているのかを見るのが私の仕事であり、「常に関わっている」ということが一番大切です。傍観者にならないことですね。
Continue reading 【レポート】シトロエンブランドCEO リンダ・ジャクソン氏 に聞いた:今井優杏
【レポート】シトロエンブランドCEO リンダ・ジャクソン氏 に聞いた:今井優杏 originally appeared on Autoblog Japan on Mon, 15 Feb 2016 03:30:00 EST. Please see our terms for use of feeds.
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